プロジェクトについて
何をやるのか
ベーシックインカム(BI)・・・すべての国民に無条件で一定額の現金を給付する仕組み
このBIを実現する活動を行うネットのプラットフォームを立ち上げます。
以下のようなコンテンツを予定しています。
<データベース系>
・情報ライブラリ
賛否両方を含めBIに関する国内外すべての論説、記事を集めたライブラリ。
<オーサリング系>
・ポリシーメイカー
自由な発言からポリシーを絞っていく討論ボードサービス。
アジェンダを登録し、その議論を賛否選択可能な複数の論点に整理し、それに対する賛否カウントを集計するAI機能、リアルタイム議事ダイジェストのAI機能を提供する。
”正統な”BIのみならず、「負の所得税」や「失業者ゼロ」などいくつかの”亜種”のBI、「社会実験」プランとして収束させ要件を作成することを想定する。
・法案コンポーザ
共同で法案を制作するオーサリングツール。
《ポリシーメイカー》で得られた結果を具体的な法案として制作する。
法案をプログラムとして記述する機能、法律をシミュレートしてデバッグするAI機能を実装する。
<アクティビティ系>
・リーダーズオピニオン
議員、有識者、有名人の賛否をインフォグラムで表示するビジュアルボード。
本人に代わって有志が取材して登録することも想定する。
・クラウドロビイング
議員に対してアプリから気軽に直接メッセージを届けることのできるサービス。
発信頻度などを適切に調整する機能を有する。
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収益性:☆☆☆☆☆
社会性:★★★★★
新規性:★★☆☆☆
実現性:★★★★☆
競合性:★★★★☆
市場性:★★★★☆
なぜやるのか
以下のような背景があります。
■世界の時代背景
1960年代フリードマンが、経済成長の促進策と位置づけ、1974年から北米、北欧、アフリカ、西欧などの地域で社会実験が実施され、結果は概ねポジティブだった。
■国内の状況
日本では2000年代初頭から議論が始まり、何人かの学者が具体策を提案するも、財源、労働意欲棄損、弱者切り捨てなど否定的な批判が続出。議論ばかりで具体的な実現のための市民活動がない。
(Google Bardに「ベーシックインカムに対する日本政府のスタンスを示すニュースを教えて」と尋ねると、「2022年3月に厚生労働省が「ベーシックインカムに関する研究会」を立ち上げた」との回答)
■無税国家の存在
世界には国民に納税義務がなく教育・医療が無償で提供される国家がいくつかあり、その多くの財源は天然資源だが、金融サービスにより実現されているケースもあり、テクノロジーの進化により新しい財源が発明される可能性がある。
■技術発展の背景
ここ数年「テクノロジーが仕事を奪う」という危機感が煽られているが、半世紀ほど前までは「テクノロジーが代わりに働いてくれる」ユートピアが夢見られてきており、その再評価が可能な時代である。
■日本の特殊性
戦後高度成長期には「日本株式会社」としての成功モデルが評価され、「世界で最も成功した社会主義国家」とも評され、日本人の勤勉さや公徳心は異質であると世界から見られている。日本人は欧米とは異なり特殊で、ある意味社会主義的なマインドを持つ民族であることから、欧米的な発想から一線を画した「日本的なベーシックインカム」がありうる。
どうやってやるのか
<戦略ポリシー>
BI推進を中核に置きながら、無用な対立を起こさないように否定的な見解も包摂し、より多様な人に参加してもらえるニュートラルなプラットフォームにする。
<ロードマップ>
現段階でのロードマップです。
1.データベース系サービス ←今回ここ
・内容:ミニマムサービスとしての「データベース系コンテンツ」の開発運用
・公開対象:オープン
・関連活動:情報収集・整理/国内外の活動家とのコネクション開拓
2.アクティビティ系サービスパイロット版
・内容:「アクティビティ系サービス」の開発運用
・公開対象:クローズドユーザー
・関連活動:システムテスト/議員や有識者に対する取材
・サービスイン要件:一定数の参画者
3.オーサリング系サービスアルファ版
・内容:「オーサリング系サービス」の開発運用(ただしAIなどによる高度な機能を除く)
・公開対象:クローズドユーザー
・関連活動:システムテスト
・スタート要件:一定数の参画者
4.オーサリング系サービスベータ版
・内容:「オーサリング系サービス」の開発運用
・公開対象:クローズドユーザー
・関連活動:システムテスト
・スタート要件:ハイスペックエンジニアの参画
<ヒューマンリソース>
現段階のヒューマンリソースプランは以下です。
・システム製造:ファウンダー自身
・ディレクタ(企画、レビュー):※今回募集
・ハスラー:未定
・取材:未定
<マネタイズ>
現段階でマネタイズプランはありません。
関与する人はボランティアになります。
ただし知名度や有能なハスラーの参画で、クラウドファンディングやICOなどによる資金調達も可能かもしれません。
どんな仲間とやりたいのか
BIをただの夢物語ではなく、実際に実現する活動を行いたい人。
政府任せで”いつか”やってくれるのをただ手をこまねいて待っているんじゃなく、自分や普通の市民がただ知識を学んだり議論を傍観しているだけじゃなくアクションを起こして少しでも早く実現に近づけたいと思う人。
このプロジェクトに込める想い
このようなイニシアチブをとるべき相応しい人はほかにいるでしょう。
ただ未だにこういうBI実現活動組織はおろかサイトすらないという状況なので、僭越ながら提案しました。
個人的には完全なBIは難しいと思うし、別のソリューションがいいとも思います。
最大の関心事は「貧困児童」なのですが、BIはそのソリューションのひとつです。
不思議に思うのは、「少子化」が危惧されているにもかかわらず、その一方で「貧困児童」や「母子家庭貧困世帯」が放置されていることです。
「少子化」が話題にされ始めたのが半世紀前の1970年代。後戻り困難なティッピングポイントを超えたと言われる1990年からもすでに30年以上経っていますが、相変わらず政府は有効な政策を打っていません。経済低迷が少子化のせいだとか、逆に少子化は経済低迷に原因があるという議論もありますが、いずれにせよ解決のための目標はあくまで「出生率の向上」であり、それはとりもなおさず「女性への出産の強要」に他ならない時代錯誤なポリシーでしかありません。
それほど「少子化」を危惧するのであれば、すでに社会にいる子供たちやその親が幸せに生きられる社会環境を作るべきです。それこそが最大の「少子化対策」であると思います。
関連して以下のような記事も書いています。
”苫米地プラン”をアプリでキメよう「ベーシックインカム・インプリメント・プロジェクト
https://note.com/crowdventure/n/ne7cc4c2a6b00
「テクノロジーが代わりに働いてくれる社会」への道
https://note.com/crowdventure/n/n2d22b63573b2
ベーシックインカムは難しいから「失業者ゼロ政策」
https://note.com/crowdventure/n/nba21e849e407
ベーシックインカムは堕落?
https://note.com/crowdventure/n/n8d1a88735248
『ベーシックインカム風』スキームの簡単レシピ
https://note.com/crowdventure/n/n1480b153d946
プロジェクトに応募する
企画協力
サービスの企画立案に協力してくださる方。
無給ボランティアになります。
完全匿名オンラインで自由な時間で参加可能です。
当面はシステム制作のパートナーとして以下のような作業をお願いします。
・企画のアイデアの提案
・制作したアプリをテストしてフィードバック
・記事データを集めて登録
募集カテゴリー プランナー・ディレクター
稼働期間 1ヶ月
決定人数 / 募集人数
0 / 1
ハスラー
BIの実現に主導的な立場で参画される方。
このアイデアやファウンダーを利用してください。
募集カテゴリー 起業家
稼働期間 1年以上
決定人数 / 募集人数
0 / 1