プロジェクトについて
何をやるのか
2018年10月に開所した地域コミュニティ「みんなのいえカラフル」は0歳~103歳まで、小学生や子連れの家族、観光客(外国人含む)、高齢者施設入所者の方までが訪れます。
オープンから1年が経ち、多様な方の居場所になっていると実感すると同時に地域の中にある福祉・教育・社会的な課題も見えるようになりました。
今後は幅広く地域のニーズや社会の中にある課題解決に向けて行動していこうと決め、2019年9月にNPO法人Teto Companyを立ち上げ
『多様性』『地域共生社会』『インクルーシブ地域』をテーマに
①福祉事業(共生型デイサービスを視野に入れた児童発達支援・放課後等デイサービス等)
②プロジェクト(地域の中にある社会課題の解決に向けて行動する)
の展開を行っていきます。
※イメージ図参照。ピンク色が今後取り組む予定の内容です。
私たちは福祉施設をつくりたいわけではありません。
地域コミュニティの中に、当たり前に障害のある方や認知症の方、様々な年齢の方がいることが本来あるべき姿だと思っていますし、その当たり前を取り戻していきたいと考えています!
なぜやるのか
現在の福祉・教育の現場には以下の課題があると感じています。
①支援/介護される側・支援/介護する側がはっきりわかれており、上下関係が生まれることで本人の主体性や能力を奪う可能性がある。
②福祉制度の狭間に落ちてしまい孤立している人がいる。その逆に福祉制度に縛られてしまいその人らしい生活を送れない人がいる。
③福祉サービスに任せすぎることで、地域との繋がりや助け合い・支え合いが希薄になっている。
④縦割りの福祉制度により、多様性を知る機会の損失になっていることが差別や偏見を生みやすくしている。
これらを解決するために大きな役割を果たすのが【地域】だと考えています。
制度による橋渡し的なサポートでは落ちてしまう方がいるため、埋め立てをし地域をフラットにする必要があると感じ、地域の方々と共に「みんなのいえカラフル」を立ち上げ、1年間活動を続けてきました。
現在のみんなのいえカラフルは
”地域の茶飲み場・しゃべり場”
”子育てのサポート場”
”駆け込み寺”
”孤立している方が他者と繋がる場”
”多様性を知り合う場”
”支え合い・助け合いの場”
としての役割を担い、それに伴い、地域包括支援センターや近所の高齢者施設、学校との連携も行っています。
ですが、現在のようにボランティア中心の運営には限界があり、目の前に社会課題があっても資金不足・人手不足により取り組めないことも多々あります。
それを、仕方のないことだと諦めることができません。
どのような家庭背景や環境・理由があったとしても、年齢や立場に関係なく「人が人として生きていくことを奪われない社会」をつくっていきたいし、それが共生社会に繋がるのだと考えています。
今後は事業としても成り立たせ持続可能な地域コミュニティ運営を行うとともにスピード感を持って社会課題に取り組んで行きたいです。
”そのままの自分で愛される存在・いていいんだ」”と感じられる居場所づくりを【第一歩】とし、今の社会を変えていきたいと考えています。
どうやってやるのか
目指す未来に進むためにはすべきことがたくさんありますが、まずはその一つの手段として
多様な方が集う地域コミュニティ「みんなのいえカラフル」の特徴を活かしつつ、児童発達支援・放課後等デイサービス、共生型通所介護事業を開始し
・ひとりひとりの発達や状況に合わせた支援・療育(個へのアプローチ)
・障害や認知症があっても安心して生活ができる地域づくり(環境へのアプローチ)
の双方を行います。
【具体的に一緒に取り組みたいこと】
①空間のデザイン
・人と人が安心して交流できる場のデザイン
・構造化や視覚的支援をおしゃれに取り入れた場の設計
②広報活動
・WebやSNSの活用
・活動広報紙の作成
③営業活動
・関係機関に出向いて利用者を紹介してもらいます。
・協力してくださるボランティアスタッフやサポーターを募ります。
【事業開始後の運営】
①正規職員としての参画
拠点の責任者を担って頂きます。スタッフの取りまとめや今後の事業計画等を立てて行くポジションになります。
②パート・副業としての参画
・家族の事情(育児・介護など)で時間的に長時間働けない方
➡︎パート職員として、運営のサポート(利用者さんの支援や場づくり等)
※子連れ出勤可能です。
③ボランティア(無償・有償)としての参画
・ボランティアという立ち位置で参画したい方
④リモートワーカーやプロボノ等の部分的・短期的な参画
・専門性を活かした関わり方(デザインやICT、プログラミング等)や短期的に活動に参画したい方。
・他に職を持っていてパラレルキャリアとして参画したい方
⑤アンバサダー・アドバイザーとしての参画
・アンバサダー(アイデア出しやSNSでの拡散協力)
・活動へのフィードバックや専門的視点からのアドバイスを行う形で参画したい方。
地域コミュニティカフェ・バーの運営やインバウンド事業の運営、物品販売等も検討中です。
「福祉×IT」「福祉×地域」「福祉×企業」「福祉×ものづくり」etc.
人間は社会の中で生きているため、福祉・教育課題が福祉や教育の中で完結することはないと考えています。そのため社会へのアプローチも積極的に行い、何年もかけてあらゆる課題にチャレンジし可能性を広げていきます。
どのように携わるのかは1人1人とお話しさせて頂き、双方にとってより良い形で決めたいと思います。
どんな仲間とやりたいのか
NPO法人TetoCompanyの目指す地域・社会に共感してくださる方であれば、どなたでも歓迎します。
特に以下の方は大歓迎です。
・医療・福祉・教育系の資格をお持ちの方
・「共生社会」「コミュニティケア」「インクルーシブ」というワードに関心を持つ人
・お互いの意見を認めあいよりよい方向に一緒に進める人
・主体的に学び続けることができる人
少しでも興味を持たれた方、ご質問がある方、まずはご連絡ください。
また、改修(バリアフリー等)に必要な資金も集めています。よろしくお願いいたします。(https://taketa-colorful.work/kifu/)
このプロジェクトに込める想い
地域の中での繋がりが希薄になり、孤立・孤独を感じている方が多い中で、血の通った人間関係を構築できる地域コミュニティの役割は計り知れないと考えています。
その想いは、日々、カラフルを訪れる方々の表情を見たり、共に過ごし笑いあうことでより強くなりました。
様々な人との交流の中で「障害者」「認知症の人」ではなく、「自分と同じ人」という当たり前のことに気づくことができれば、差別や偏見がなくなり、地域の中での支え合い・助け合いが生まれると考えています。
一緒に、あたたかい地域づくりを行っていきましょう!
今後の具体的な流れ
現在、開所している地域コミュニティの運営を続けながら、2020年4月に児童発達支援・放課後等デイサービス、共生型通所介護事業を開始する予定です。
仲間同士で話し合いをしながら「改装・内装」「資金」「プログラム作成」「広報」等を柔軟に進めて行きたいと考えています。
参加メンバー
プロジェクトに応募する
拠点設立メンバー
プロジェクトへの想いに共感してくれ、大分県竹田市にて一緒に動いてくれる仲間を募集します。
オフライン・オンラインミーティング(月1〜2回)や空間のデザインの構想、プログラム構築 などを一緒に取り組みます。
現在、他に職を持っている方でも大歓迎です。 資格の有無は問いません(有資格者歓迎) 拠点立ち上げ後には、正規職員や副業などの形で継続しての参画が可能です。
募集カテゴリー 未設定
決定人数 / 募集人数
2 / 3
アドバイザー・プロボノ
「多様性」「地域共生社会」「インクルーシブ地域」等に関する
・専門的視点からのアドバイスを行ってくださる方。
・ITやデザインや写真、経営等の知識やスキルを社会貢献に使いたいという方(プロボノ)
・人と向き合うこと以外のNPO法人業務効率化についてのアドバイザー。
募集カテゴリー 未設定
決定人数 / 募集人数
1 / 3