プロジェクトについて
何をやるのか
○どんな活動をしていくの?
中高生たちの「過去」「今」「未来」をサポートできるような、生きる力を育むワークショップを開きます!
【例】
・お気に入りの場所を写真に撮り、それをテーマにして詩・短歌をつける
→みんなの前で発表、いいところを話し合う
→それらをまとめた冊子づくり
・ゲストを迎えて、中高生たちと交流してもらう
①その生き方に触れ、どうしてそこでその決断をしたのか、など質問してみる
→その人の生き方をワンフレーズで考え、名刺にして渡す
②その職業のことについて専門的なことを教えてもらう(経営、育児など)
→中高生たちのやりたい!のきっかけづくりに
・いろんな物事に対して深く考え、誰かと意見を交わす哲学対話
・人生グラフを使って自分の過去を振り返り、それを他人と共有し生き方に触れる
などなど……。ワークショップ内容はスタッフと一緒に考えていきます!
○noteでの活動
noteでは、以下のような活動をしていきます。
・むすびめの活動報告
・スタッフやその場の人たちで語り合う「ゆるゆる座談会」
・やりたい!のきっかけをつくる「生き方スポットライト」
・スタッフが綴る日記「ある日の。」
くわしくはこちらのnoteをご覧ください!
https://note.com/musubime_1230/n/nb03cea0fd1dc
○今は何をやっているの?
現在、高校三年生がスタッフとして運営しているため、なかなか動けていない状況です。2020年2月中旬ごろから本格始動していきますので、お見逃しなく~!
なぜやるのか
○生きづらさを抱える中高生を支えるため
「あなたは自分のことが好きですか」そう質問された時、皆さんはどう答えますか。自信をもって「はい」と言える人は少ないのではないでしょうか。私もその一人です。
データでは、「私は価値のある人間である」「私はいまの自分に満足している」と質問された時、「そうだ」「まあそうだ」と答える日本の子供たちは、アメリカ、中国、韓国の子供たちに比べて、20%ほど低い数値を出しています。自己肯定感がうまく育めないのが原因で、中高生たちは様々な生きづらさを抱えていると私は考えます。不登校の自分に価値なんてあるのだろうか。家が安心できる場所ではなく、家に帰りたくない。セクシャルマイノリティーであることはどこかおかしいことなのだろうか。学校にうまくなじめないでいる……。他にもたくさんの事情を抱えた中高生たちがいます。
○環境に左右される機会格差
様々な中高生がいる中で、「やりたい」ことを叶えられる人はどのくらいいるのでしょうか。
やりたいことがあるけれど家庭のお金が心配でできないという家庭環境の機会格差。参加したいイベントが首都圏でしか行われないという地方の機会格差。やりたいことがあっても子供だからといって相手をしてもらえない年齢の機会格差。そんな格差を少しでもなくしたい。誰でも「やりたい」を叶えられる世の中にしていった方が、絶対楽しい。
しかし、「やりたい」を叶えるためにはまず自分の過去、今、そして未来を見つめなおす時間が必要です。それがむすびめの提供する、「やりたい」を整える場所、というコンセプトです。
どうやってやるのか
月に1度(土曜日か日曜日)、仙台市内の貸会議室で上記のような生きる力を育むワークショップを開催します。むすびめスタッフが考え、宮城県の中高生たちと一緒にそのワークショップに取り組み、一人でも「生きる力」が身についたと思ってもらえるような活動をしていきたいと考えています。
○今後の予定は?
このTOMOSHIBIで仲間を集めながら、2020年3月下旬に宮城県内でむすびめのことをもっと知ることができるような、説明会兼ワークショップを開く予定です。スタッフになってみたい、メンバーとして参加したい、なんか興味ある……、そんな方向けに開催します。
そして2020年4月からは月に一度、宮城県でワークショップを開くことができるよう、スタッフとともに準備していきたいと思います。
また、むすびめは居場所づくりとして自習室を設けられるよう、塾を開設したいと考えています。運営費はクラウドファンディングを通して、共感してくださる方々に協力していただこうと思っています。クラウドファンディング経験者の方で共感してくださる方がいれば、ぜひサポーターになってみませんか?
○宮城でしか活動しないの?
最初は宮城から、そしてスタッフが増えていけば、出張ワークショップとして全国でできればいいなぁと考えています。ですので「宮城に行くのは難しいよ」という方でも、一緒にワークショップを作りたいという方がいれば、ぜひメッセージだけでもくださるとうれしいです。もっともっといろんな人が関わって、もっともっといろんな「むすびめ」が生まれるよう、スタッフ一同頑張ります!
どんな仲間とやりたいのか
何か一歩踏み出したい。何かやってみたい。けれどできずにいる。何からはじめたらいいのかわからない。
私も生きづらさを抱えている。それでもそんな人を支えてみたい。一緒に歩いていこうって伝えたい。
いろんな人と関わって、いろんな価値観に触れたい。そして自分はどうありたいのか、それを探っていきたい。
昔そんな気持ちになったことがあった。だから今、協力してみようと思う。自分ができることなんて、そんなに多くはないかもしれないけれど。
そんな想いを持った方、大歓迎です。
○参加の流れ
1.TOMOSHIBIに登録して、メッセージを送る
2.むすびめスタッフから送信された応募フォームに回答する
3.メールorメッセージにて今後どのように活動していくかを検討する
このような流れで参加していただきます。
○スタッフ・サポーターについて
・スタッフ
むすびめの活動に共感した。何かやってみたい。そんな方におすすめです。宮城県に行くことが難しい場合でも、オンラインのサポート対応がありますのでご心配なく。また、共感したけれど受験生になるから活動できない、忙しくてちょっと難しいかも、という方も、一声かけていただけるとうれしいです。出来る範囲での活動をしていけるよう、スタッフがサポートします。一緒に中高生と成長していきたい、そんな想いを持った方、ぜひご応募ください!
・サポーター
こちらは活動に共感してくださった方ならどなたでも大歓迎です!あなたのスキルを生かした活動はもちろんのこと、忙しくて手伝えないという方でもSNS等でむすびめを広める活動をしてもらうこともうれしいので、ぜひご気軽にご応募ください。「こういうところに共感したんだよね~」等、メッセージをいただけると励みになります…!
○スタッフとサポーターの違いは?
二つの役割の大きな違いは、ワークショップに直接的に関わるかどうかです。それぞれの役割を「プロジェクトに参画する」のところに詳しく書いておくので、自分だったらこっちかな、というふうに決めていただけるとうれしいです。
このプロジェクトに込める想い
○私が経験した生きづらさ
宮城県の中学生がいじめを理由にして自殺した。そんなニュースが流れたとき、私は他人事だとは思えませんでした。当時中学生だった私は、不登校になっており、死を考えたことがあったからです。不登校だった私に当時の担任が言ったのは「そうしている限り、逃げだから」と言う言葉。保健室の先生につらい気持ちを話したら「思春期だから」と返されました。私は強くその言葉たちに憤りを覚えました。でもそれを出すことはできなかった。何をどういえばこの人たちに伝わるのか、わからなかったからです。
そうして中学三年生になり、何とか不登校から抜け出しました。それでも、心の中で渦巻いている生きづらさは消すことができずに、高校生になりました。いろんなことに取り組み、チャレンジした、その先に私を待っていたのは、激しい孤独でした。心が不安定なままいろんなことにチャレンジしすぎた結果、身体を壊し、うつ病と診断され、また学校に通うことができなくなりました。現在は回復傾向にありますが、まだ不安定なままです。生きづらさも、隠していますが抱えているのは事実です。
○チャレンジすることのハードルの高さ
また、いろんなことにチャレンジするとき、私は確かに恵まれていました。親に相談すればお金を出してくれるし、してみたいと思えたことと巡りあうチャンスがたくさんありました。けれど、周りを見てみると、家庭の都合で参加できない子がいたり、してみたいと思ってもどう動けばいいかわからない子がいたりと、環境は人それぞれなのだということを知りました。そしてその環境によってチャンスが掴めたり掴めなかったりすることに気付きました。やりたいことにチャレンジできる。私はその経験からこのむすびめをはじめようと思えたし、何よりチャレンジしている自分のことが少し好きになれる。誰でも平等にそのチャンスは与えられなければいけないと強く思いました。
○今、思うこと
私は確かに全力でした。それでも「やりたい」を手あたり次第叶えていっただけで、「やりたい」を整えようともしなかった。ちょっと待って、の声も届かないくらい、全力で走りすぎてしまった。もしむすびめがあったら、それはちょっとやりすぎかもよ、もう一回整理してみようよ、とスタッフが声をかけてくれたかもしれない。そんな思いで、このむすびめをはじめようと決めました。だからこのプロジェクトは、私にとっても、「過去」「今」「未来」を見つめなおす、「やりたい」を整えながら叶えていくプロジェクトになっています。
今も悩んでいる中高生がいるかもしれない。今も「やりたい」けどできないとつらい思いでいる中高生がいるかもしれない。だからこそ、経験者である私がこの活動をすることで、少しでも参加してくれた人に生きる力を届けたい。
だからこそ、私はむすびめからはじめます。今を懸命に生きる中高生たちに、生きる力を伝え、育んでもらう。生きる力を持つことは簡単なことではありません。それでも、現代版の道徳の教科書のようなワークショップを一つずつ積み重ねて、その力を育てていきたい。スタッフも、関わってくれるすべての人に、そんな生きる力に触れてほしい。そして自分の「やりたい」を叶えていってほしい。私たちは歩き出す中高生の背中を、自信をもって押せるように、準備していきます。最後には笑って手を振って、やりたいことに向かっていく中高生を見ることができるように。
○ちょっと追記
むすびめをはじめてから、少しずつですが「一緒にやっていこう」と声をかけてもらえるようになりました。活動を後押ししてくださる方もいて。最初はこの活動に本当に意味はあるんだろうかという不安に押しつぶされそうなこともありました。でも今は、この活動をやろうって思えてよかった、と自信を持ってはっきりと言えます。
むすびめは、ゆるやかな部活みたいなものです。意識が高い人が集まるわけでもなく、社会をよくしようとする事業でもなく、ただただ、目の前にいる中高生に少しでも一緒に話そう、進もうと声をかけるだけ。でもその「一緒に進もう」が、私がむすびめに自信を持てるようになったきっかけでした。きっと、そういうことなんだろうなって思います。
活動目的とコンセプト
○活動目的 中高生の「過去」「今」「未来」をサポートする
【過去をサポートする】
自分に自信を持てずにいたり、やりたいことがうまくできていなかったりしている中高生に対して、まず「ありのまま」でいいんだよということを伝える。過去は変えられないけれど、それを見つめなおすことで、もしかしたらこの体験が自分を好きになれなかった一つの原因かもしれない、とか、自分には実行できる力がないと思っていたけれどそういえばこんなことを実行していたりしたな、とか、そんな気付きが生まれるはずです。
【今をサポートする】
生きづらさを抱える現在、やりたいことができないその時はひどく孤独でつらいものです。私たちはカウンセラーではありません。しかし、そのつらさを分かち合うことはできます。一緒にお茶してみたり、ワークショップを行ったりして、一緒に歩いていく。じっくりと話を聞き、過去を整理した上で、今、どんなアプローチができるのか一緒に考えてみる。むすびめは、そんな時間を提供します。
【未来をサポートする】
ワークショップを通して、体験してくれた中高生たちはきっと「答えのない社会で生き延びていく力」をつけるはずです。中高生たちが大人になるころ、世界はどうなっているでしょうか。きっと答えが一つには絞れない問題がたくさんあると思います。そんな答えのない社会で生きていく力をつけることで、自分のやりたいことを叶えられるはずです。
また、メンバーになってくれた人たちには、一つでいいので「これをしてみたい」とチャレンジしたいことを持ってもらいたいと思っています。そしてそれをスタッフの力を借りながら、実際に行動に移していくことで、その経験が中高生たちの未来を支えてくれると思っています。未来に悲観的になることなく、どんどんチャレンジしていく中高生たちが増えたら、いろんな人の幸せがもっと増えるのではないでしょうか。
○コンセプト 「やりたい」を整える場所
むすびめは「やりたい」を叶える場所ではありません。確かにその経験を積んでもらうことは大切だと思いますし、未来をサポートすることにもなると思いますが、その前の段階を考えることが重要だと私たちは考えています。叶えるにはまず整える。自分はこれまでどんな経験をして、どんなスキルがあって、どんな気持ちで今いるのか。やりたいことを叶えるには多くの物事や人が必要です。それをするためには、一本のしっかりした軸がなければいけない。その軸を作ることが、整えるということです。これまで、そしてこれからをもう一度見つめなおすことができるところ。それがむすびめが中高生に提供したい場所です。
「むすびめ」の由来は、このコンセプトにあります。生きていると、色んな「むすびめ」に出会います。ゆるくつながっているむすびめもあれば、固く強いきずなで結ばれているむすびめもある。そんな中で、「むすびめ」は自分の中の三つのむすびめ、そして他人とのむすびめを見つめなおすきっかけづくりをしたいと考えています。時には、こんがらがってしまい、苦しいこともあるけれど、そんな中高生を支えよう、むすびめを一緒に整えて、また誰かとつながっていこうという意味を込めて、「むすびめ」という名前にしました。
実現したい未来と最後にどうなっていたいか
○むすびめが実現したい未来
「生きる力を持つ中高生が増える」。これがむすびめが実現したい未来です。きっとスタッフを話し合う中でもっと深まっていくと思います。
生きる力とは何か。様々なことを考え(想像)、それを具現化するためつくる(創造)ことができる、そうぞう力。自分のことや他人のこと、目に見えない何かについても考えて相手に伝えることができる、表現力。対面や大人数、少人数関わらずに、老若男女問わずに、社会と関わることができる、コミュニケーション力。この三つが生きる力だとむすびめは考えます。
この未来をどうして実現したいのか。理由は二つ。
これからの社会では暗い話題が多くなってくると思います。少子高齢化に地方の過疎化、空き家問題に人口減少。そんな中で、次の時代を担う中高生たちに悲観的な見方をしてほしくない。自分自身で活路を見いだせるような中高生が増えていけば、きっとその地域は盛り上がり、社会全体が明るくなっていく。だからこそ、生きる力を持つ中高生が増えてほしいと考えました。
そしてなにより、今がつらいと思っている中高生がいるのに、何もしないでいることなんてできない、と思っているからです。家や学校、地域で安心できる場所があるんだったらいい。やりたいを叶えてくれそうな場所が近くにあるんだったらいい。けれどなかなか、うまくはいかない。そう考えている中高生が一人でも減ってくれるように、むすびめは手助けしていければいいなと思っています。生きる力が身についてくれば、きっとその子自身で動いていけるはず。環境に左右されずに、生きづらさを抱えていても歩いていける中高生が増えることが、なによりむすびめスタッフにとってうれしいことなんです。
○最後にどうなっていたいか
・ワークショップを終えた後、1人でも「生きる力」が身についたと感じてもらえる
・むすびめに関わったすべての人が「生きる力」に触れて、やりたいことを整え、
やりたいことに挑戦できる
この二つが、むすびめにとってのゴールです。
○むすびめをもっと知りたい!
・公式Twitter:
@musubime_1230
・公式Instagram:
musubime_1230_
・note:
https://note.com/musubime_1230
・代表Twitter
@sono_21f
参加メンバー
プロジェクトに応募する
スタッフ
むすびめの核となるスタッフ。ワークショップの企画やむすびめの今後を考えるお仕事をしてもらいます。
条件:
・高校生以上
なにかしてみたい、企画作りに携わりたい、何かスキルを身につけたい、AO入試や推薦入試、就活のときに話せる経験を積みたい、そんな方たちにおすすめです。
・活動に共感し、意欲を持って動ける
・オンライン/対面での面談ができる
活動内容:
すべての活動に参加する必要はありません!できる範囲で関わってもらえるとうれしいです。
・ワークショップの内容を考える
・ワークショップでの活動(ファシリテーター)
・むすびめの今後や今を考える
・月1回のオンラインミーティング(LINE通話かSkype)
・「ある日の。」のライター
・「生き方スポットライト」の取材担当
・「ゆるゆる座談会」への参加
得られるもの:
・一からつくりだす企画力
・自分をアピールできる経験
・やりたいを整える場所
・中高生との関わり
その他:
宮城に行けない!そんな方でも大歓迎です。全国どこからでも、むすびめのスタッフとして活動できるよう、サポートしていきます。「ちょっと遠くて活動できなそう……」と思わずに、気軽にご相談ください!
募集カテゴリー 未設定
決定人数 / 募集人数
2 / 10
サポーター
この活動に共感した!という方がいれば、サポーターとして活動してみませんか?
条件:
・この活動に共感した方
少しでも共感していただけたら、ご連絡いただけると嬉しいです。どんな方でも大歓迎!
活動内容:
①あなたのスキルを活かした活動
あなたの普段の活動していることから、中高生たちに還元できるものがあるかもしれません。何ができそうか一緒に考えてみませんか?
例えば……ワークショップのゲストになる/むすびめのWEBページをつくる/ライターとしてむすびめを取材する/むすびめの活動している写真を撮る/イラストを描いてポスターを一緒に作る……
②共感を広める・深める活動
なかなか忙しくて参加できそうにない、離れていてオンラインでもつながるのが難しい、でも活動内容に共感した。そんな方を募集します!
例えば……SNSで活動を拡散する/むすびめの活動についてアドバイスをする/むすびめのアンケートに答える/生き方スポットライトで取材を受ける……
得られるもの:
・中高生たちと関われる機会ができる
・共感を行動に移せるという経験
募集カテゴリー 未設定
決定人数 / 募集人数
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