プロジェクトについて
何をやるのか
CtoC、ギグ・エコノミー、スキルシェア、ワークアプリなどの「新しい経済」のインフラとなるオンライン身分証を作ります。
これらの「新しい経済」には「身分証による本人確認」が必須です。その目的は大きく以下の3つです。
・買い手側の安心、サービス品質維持、不正利用防止(犯罪や無責任なユーザーの排除)のために、確実なユニークユーザーを把握する必要がある。
・公的資格などを利用するサービスでは、免許証などの確認が必須
・法律で必要な場合(犯罪収益移転防止法や古物取引法、資金決済法、出会い系サイト規制法など)
ユーザーがこれらのサービスを利用する時、サービスごとに身分証の写真をアップロードする代わりに、OrangeIDアプリでワンタップで本人確認を完了できるようにします。これによってユーザー・導入サービスともに圧倒的に手間・セキュリティリスク・リソースやコストを削減し、
・「新しい経済」のサービス構築が簡単に
・「新しい経済」への参加が簡単に
なります。
なぜやるのか
ぼくはもともと音楽を作っていました。その妨げにならない「大事な本業を邪魔しない」働きかたを探していて、そのときにCtoC、ギグ・エコノミー、スキルシェア、ワークアプリなどの「新しい経済」というものを知りました。
こういう新しい働きかたによってこれまで諦めざるを得なかったようなライフスタイル(アーティストなど)や、本気で「大切なこと」に取り組んでいる人たちの人生に選択肢が生まれるんじゃないか。これはすごいことだな!と興奮したのですが、同時にそのようなサービスで「本当に稼げる」状態がまだまだ遠い現状に気づきました。
その理由を考えた時に、オンラインとオフラインの一番の違いは「ユーザーの責任」なんじゃないかと思いました。
オフラインでアルバイトをするとき、かんたんにドタキャンしたりお店に損害を与えるようなことはなかなかしません。そういうことをすればそのお店をクビになるし、店長に怒られるからです。つまり、そのコミュニティの中で「自分の評価が蓄積」されます。
しかしオンラインではたとえ「評価」がつくシステムになっていても、「めんどくさいからドタキャンしちゃえ、アカウント作り直せばいいや」というユーザーが多くなってしまいます。結果としてサービス全体が信頼されず、そこに案件が集まらない、または「リスクを割り引いた」価格でしかオファーされないという状況になります。
これを解決するには「絶対にユニークなユーザーを識別する」必要があります。このためには、1ユーザーが絶対1つしか持っていないもの=身分証を確認する必要があります。
しかし、身分証をオンラインで扱うことには大きな課題があります。
サービス提供者側は
・身分証をアップロードさせてチェックし、プロフィール項目や身分証の識別番号を記録し、重複と真贋をチェックするシステムとオペレーションを構築する
・身分証というリスクデータを扱う
ユーザーは
・サービス事業者ごとに身分証の写真をアップロードしなければならず、心理的抵抗と手間を感じる
・身分証のレビュー完了まで数日間サービスを利用できない
という、双方ともに大きな課題を抱えています。
この課題を解決しないかぎり、「新しい経済」が本当にカジュアルで一般的なものになることはできません。
どうやってやるのか
身分証アプリ『OrangeID』をユーザーのスマートフォンにインストール。利用時はそこから「必要な情報だけ」をサービス事業者に渡します。
「必要な情報だけ」というのは、例えば
・ユニークユーザー識別子
・氏名
・生年月日
・免許証の種類
・身分証そのものの写真
などです。
サービス事業者は、ユーザーから受け取る情報をAPIで照合するだけでOKです。
どんな仲間とやりたいのか
一番は、ぼくたちのビジョンである「新しい働きかた、新しいライフスタイルをつくっていく」に共感してくれる仲間と一緒にやっていきたいです。
ぼくたちがオンライン身分証を作る目的は、それによって「新しい働きかた」のハードルが下がり、一般的になり、これまで実現できなかったようなライフスタイルが実現できるようになることです。
ただ「オンライン身分証って面白そう」という人がだめとは思いませんが、これはあくまで手段です。これからハードなことがたくさんあると思います。そのときに、「目指す世界」は共有していたいな、と思っています。
とはいえ、この文章だけでは語りきれません。「オンライン身分証って面白そう」でもいいです(あれ)。とりあえずちょっとでも興味もってくれたのであれば、一回ラーメンでも食べながらお話したいです。
経歴問わないので、ぜひ気軽に応募してください!
このプロジェクトに込める想い
ぼくたちはこの『OrangeID』を「新しい経済」のインフラにしていきたいと思っています。
プラットフォームのように「囲ってしまう」のではなく、なるべくオープンに、誰でも利用できるように。そして、汎用性の高いAPIインフラをベースに開発者が多様なマイクロサービスやサービス、アプリを作って運営・収益を得られる「オンライン身分証エコノミー」をつくりたいです。
将来の構想としては、このエコノミーによって、「BASEでネットショプを開設するくらい手軽にクラウドワークソースにアクセスできる」世界を作っていきたいです。
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ビジネス(COO候補)
ロジカルに新規事業開発・仮説検証・オペレーションを回していける方。言語化能力の高い方。
...もちろん思いが一番です!
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