プロジェクトについて
何をやるのか

子供たちに、各々の得意な分野についてインターネット記事(形式は問いません)を投稿してもらいます。
専用のアプリを作成し、そこで記事の投稿・閲覧を可能にします。それが基本の形になりますが、子供が自主的に発信する能力を育むという目的のため、いくつかのオプションを設けます。
まず1つは、教育関係者や専門家と提携して、投稿記事へのレスポンスを付けてもらいます。子供にとっては、自分の書いた内容を見てもらえるという喜びと、外の世界との繋がりを感じてもらいます。学校現場が多忙で、生徒一人一人の興味・関心に目を向けてあげられないという課題があるようなので、その解決にも役立てます。
2つ目は、同じ学びに対する志を持つ子供同士の繋がりを作る機能です。
例えば、恐竜について研究している男の子が、同じ分野の記事を投稿している人を見つけて共同で研究記事を発表出来る、というイメージです。よくテレビで見かける○○博士、のような子供を輩出し、学習の分野でのスターを生み出す事も理想として目指しています。
なぜやるのか
プロジェクトを企画した最も大きな理由は、教育現場が抱える問題を解決したいという想いがあるからです。その問題とは多数ありますが、早急な改善が求められるのは
「居場所のない子供の増加」です。
コロナの影響で友達とも接する機会が減り、コミュニケーション能力にも支障を来たしているのが実情です。そのせいか不登校になる子も増えています。そうなれば後は悪循環で、どんどん内向的になってしまう恐れがあります。
しかし誰しも興味関心のある分野は持っているものなので、みんな誰かに聞いてほしいのです。大人からしたら些細な事柄でも、子供たちの目を通せば全く異なる世界に映っているものなので、それをぜひ世界へ向けて発信する勇気を持ってほしいと思います。
そして世間との繋がりを持つことで、自分の発信力に自信を付けて、どんどん精力的に活動をしてもらえればと考えます。
どうやってやるのか
◆サービス運用開始までの流れ
まず記事の投稿・閲覧が可能なアプリを作成します。
予定としては、全体のデザインを11月中に完成させて、学校の新学期が始まる1月に合わせてMVP運用を開始するという流れです。
MVP運用の時点で搭載する機能は、投稿・閲覧の最低限のものとします。
いわゆる3学期にあたる部分でユーザーの反応を伺いつつ、新学年スタート時から本格的な運用に乗り出します。(法人化は新学期スタートまでに行います)
その使用期間中に有料オプションの内容を最終決定してサービスに取り入れます。
その後も継続的なユーザー数確保のため、学期の区切りごとに新たなオプションを追加してゆく予定です。
◆ユーザー募集の方法
学校や学習塾などに直接お話を持ち込んで子供たちにユーザーとして登録してもらうのが一つ。
公立の学校では教育委員会を通す必要がありますが、考えている方法としては
現場で生徒が使用しているタブレットにアプリを入れてもらうよう打診する予定です。(こちらは現役の小学校教師から受けた提案です)
◆活動について
現在アプリの開発に携わって下さっているエンジニアの方一名、
今回募集をさせて頂くWEBデザイナーの方(一名を予定)で初期は活動してゆきます。法人化の後、営業を担当頂く方も参画頂ければと考えております。
ミーティングなどは基本オンラインですが、近畿圏での募集ということで
対面でのお話の機会も設けられればと思っております。
どんな仲間とやりたいのか
社会問題を解決したいと考えられている方。
子供が主役になれるステージを提供したい、という考えをお持ちの方。
このプロジェクトに込める想い
私は社会問題の解決にこそ人生を賭ける価値があると考えます。
とりわけ子供を取り巻く環境は複雑かつ深刻さを極めています。知人の小学校教師に尋ねたところ、課題は山積しているが現場が多忙すぎて全く解決の糸口は見えない。それどころか、生徒一人一人と向き合う時間すらなく、教育の理念が崩壊しかねないとのことでした。
私は学校が教えられない大事な事を、この時代に合ったやり方で子供たちに伝えてあげたいと考えております。各個人の自主性を尊重し、成果を評価される喜びを感じることで、今後彼らが成長してゆく過程で貴重な経験となれば幸いです。